Winter has returned.

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まるで厳冬期が戻ってきたようだった。山へ向かう道中の降雪は次第に強くなり忘れかけていた景色が蘇る。黒いアスファルトは瞬く間に白く塗り替えられ、そして闇を照らす。車の流れは徐々に遅くなり、大型の除雪車が前を塞いだ。フロントガラスに張り付き凍る雪は、ワイパーを早くしても溶ける事は無い。これだ。これを待っていた。つかの間の冬景色をしばらく路側帯で堪能。今夜も2時間夜滑る。

NAGAREHA BANKED SLALOM 4th

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5年ぶりの流葉は相変わらずノスタルジック。やりきったので結果はよーなかったけど悔いは無いよね。……それ嘘かも×。出直しだね。

以下雑感。

1stランをフィニッシュした時はいい順位に入っていると言われた。これ行けそうって思ってしまったけど、1位のタイム聞いて驚愕したよ。6秒差。ダントツ過ぎてウケタ。2ndラン悩んだ。完走も頭に入れて1stより攻めりゃ―イイっとかって言うの、それ、ちょっと甘すぎるかも。DQ覚悟で”何をしてでも”勝負を仕掛けないと、そもそも他のライダーにすら勝てるわけねーしね。負けたので今は何とでも言えるけど、勝負して散ったのなら悔しいけど、気持ちは悪くはねーっすわー。爽快。こういうの、のめり込めるから面白いね。楽しいイベントに誘ってくれた高井隆司と翔悟にありがとう。そしてお疲れ様だ。

で、今、不思議でならねーのが、優勝した人の滑り。ただ、板に乗れてるだけだとは思えねーし、その滑りにどんな秘密が隠されているのか、知りたくてしょーがねー。間違いねーのは早いって事はかっこいいって事。どんなかっこいい滑りする人なんやろー。外人みてーな滑りするんかなー?

暴レルカラ困ル

最近よく来る大日岳の夜滑り。仕事終わりの9時から11時までに10本滑って帰るルーティン。ライトアップが綺麗。電飾が巻かれたツリーランは新鮮。が、今はちょっと興味は無い。

履かせてもらった板。ROME SDS MOD。超高性能なツインチップのオールラウンドボードは、どこをどう滑っても調子よく、ここ3年ほどは好んで履かせて頂いているお気に入りの一本。実はそれ以外にお気に入りが2つ有って、硬くて走破性にとても優れたオーソドックスキャンバーのANTHEMと、トーションとフレックスのバランスが絶妙でフローティング力が最強なパウダーボードのNOTCH。どちらも、気持ちよく滑れるのだけれども、気を抜くと、どんどん暴れ出してくる。出直して来いと言われているようだった。

AGENTやMODを乗り継いで、今はMOD FLAT LOCKERに育ててもらっている。オールモストツインチップ形状で、スタンスは1インチセットバックを入れた、この板を履き、荒れた斜面ではANTHEMをイメージし、深雪ではNOTCHをイメージしている。それぞれが得意なシーンを、以前履いたイメージを思い出しながら、今のMODで滑ってみてる。

理由は、例えばANTHEMやNOTCHで、それぞれ凄く良く出来た事を、今のMODの様なオールラウンドボードで出来るようにして、更にベースアップできねーかなーってのと、もう1つは逆に全然出来なかった事をもう一度、オールマウンテンボードを使い再確認し、いつかANTHEMやNOTCHに戻ったときに出来るようになっててーっと事。3年掛かったけど、そろそろリトライさせてもらいてーなーって思うてる。

TENJIN DAIRA #2

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山頂駅に着くと人一人居ない。天気は快晴無風。こりゃーいつでも行ける。知りてーのは雪の状態。しばらくゲレンデを回し足を慣らす。その間に、バックパックを背負ってエリアからOut of Boundsし谷川岳へ向かう人を注視していた。しかし、登ってゆく者はハイカーばかりで、板を背負っている者は見当たらない。ハイカーに情報を聞くが、登った登山道のピストンが殆どたった。谷川岳に向えるだけの確かな積雪の情報は得られず、時計の針は11時を回った。谷川岳の滑走はこれでタイムリミットとした。

ゲレンデを回すうち、どうもゲレンデも思いのほか調子が良く、今日一日はここでも良いような気もしてきた。ゲレンデを滑ると、他とは雪質が違う場所がある事に気付いた。陽の当たりも遅く、風で吹き溜まる場所でもあるようだった。陽の当たり方が同じ様な射角で雪質が近そうな斜面。そろそろ2つ目のプランを考えはじめた。
 
 
続く。
TENJIN DAIRA #1
TENJIN DAIRA #2
TENJIN DAIRA #3

TENJIN DAIRA #1

2016-02-25 7 34 50
ふらふらと行先未定のTRIPは群馬の水上から次の行き先を検討中。宝台樹から見えた谷川岳の西黒尾根と一ノ倉尾根。どうしてもあそこに立って斜面を見てみたい。が、一人で行くにはリスクを考えてしまう。アウェイ過ぎて何も分からないまま情報収集に2時間。向かいたい欲望との戦い。そしてようやく見つけた天神平の情報。前日5cm、しばらく雨なし。…これを信じよう。すぐ準備し天神平の登山口で一泊した。

早朝に目覚め散歩。登山届け小屋の近くに山水の汲み取り場を見つけた。とても冷えた山水で寝ぼけた顔を覚ましていると、アローンで天神平を目指すハイカーが現れた。聞くと昼過ぎを目処に行ける所まで行き、また同じ登山道をピストンで戻るらしい。その登山道とは、恐らく西黒尾根を横断している、いままさに車中泊をしていたこの道の事だろうと推察した。なら西黒尾根は滑っても、登山道の踏み跡があるはずなので、帰ってこられるはず。後は、雪次第ってとこか。

少しずつ情報が集まってき、もしかしたら”行けるかも”しれないと言う安直な希望を胸に、バックパックに道具を詰め込んだ。誰か登りそうな人が居れば付いてゆくつもりでもいた。普通、連れて行ってくれと言っても、どうせ答えはNO。なら距離をおいて忍びの心で付いてゆく。
 
 
続く。
TENJIN DAIRA #1
TENJIN DAIRA #2
TENJIN DAIRA #3