PRIVATESESSION FUKUSHIMA

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目覚めると、うっすらと冬の景色に戻っていた。福島県の秘湯”鷲倉温泉”周辺。春の粗目雪の上に、くるぶし程の新雪。源泉の湯気は真上に伸びるように沸き上がっていた。風は無風。 太田先輩PRESENTSのPRIVATESESSION。新しい試みとしてモービルを使用したバックカントリー。俺が我慢出来なくなってしまったキーワードは……それだ。車に要りそうな物を放り込み、6時間かけて福島へ向かった。磐梯山しかしか知らない俺にとって、福島県は未開。山も文化も人も、そして311の事も。だからこのタイミングでそこに向かいたかった。

鷲倉温泉周辺の地形図を調べながら妄想に耽ってしまう。太田先輩はデーターばかり見てないで、そこに行けば分かるといつも俺をナジル。・・・言い返せぬ。しかし、大体その通りで、当日は”BRAVE PROJECT”(YES.)の平さん、SNOW MOBILE SHOP ”BPS”の関社長、そしてスノーモービルライダーで”鷲倉温泉旅館”の若旦那でもある後藤敦志君と言う豪華な顔ぶれがモービルのオペレーターとして名を連ねていた。俺は身を委ねるだけだった。

BRAVE PROJECT (YES.NOW BOARD) BPS (Bandai Power Sports) 鷲倉温泉旅館

登場したマシンは800ccの2スト 200馬力のモンスターが3台。見た瞬間、欲しいと思った。ご好意で運転させえて貰った。その瞬間、いつか買うと心に決めた。

モンスターにトローイングされ山頂まで。振り落とされるのを、上腕二頭筋が引きちぎれそうになりながら堪えた。小一時間ほど掛かる斜面を数分で駆け上がり、息を整えてからDROP。下でまたモンスターに引っ張られ、また数分後にはピーク。この繰り返し。これはパラダイスだ(上腕二頭筋は地獄)。

スノーモービルでバックカントリーをする映像に憧れ、なんとか”経験”を積むチャンスが欲しかったが、恐らく現段階では”体験”したレベル。本当に「本当の事」をする為には、モービルを手に入れなきゃいかねーのは当たりめーだけど、山の中で乗れなきゃ問題外だし、その地を何回も走って地勢を覚えなきゃ話にならねーし、単独で山に入るわけには行かねーので仲間が必要。やりてー事は、思った以上に、まだまだ簡単にはやれねー事なんだ。

しかし、太田先輩に鷲倉のSESSIONに加えてもらえて、「もしかしたら」今後どうにかなるかも?な感触も得られた事も確か。少なくとも遠いけど敦志君の鷲倉温泉旅館っていう福島での拠点も出来たし(笑。BPSの関社長も周りには猛者が何人も居るみてーだし、太田先輩はこのツアーを来年はもっと雪のいいタイミングでやりてーって言ってるから、こりゃーやっぱり早めに買っとくべきだと思うんだ。

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