TENJIN DAIRA #2

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山頂駅に着くと人一人居ない。天気は快晴無風。こりゃーいつでも行ける。知りてーのは雪の状態。しばらくゲレンデを回し足を慣らす。その間に、バックパックを背負ってエリアからOut of Boundsし谷川岳へ向かう人を注視していた。しかし、登ってゆく者はハイカーばかりで、板を背負っている者は見当たらない。ハイカーに情報を聞くが、登った登山道のピストンが殆どたった。谷川岳に向えるだけの確かな積雪の情報は得られず、時計の針は11時を回った。谷川岳の滑走はこれでタイムリミットとした。

ゲレンデを回すうち、どうもゲレンデも思いのほか調子が良く、今日一日はここでも良いような気もしてきた。ゲレンデを滑ると、他とは雪質が違う場所がある事に気付いた。陽の当たりも遅く、風で吹き溜まる場所でもあるようだった。陽の当たり方が同じ様な射角で雪質が近そうな斜面。そろそろ2つ目のプランを考えはじめた。
 
 
続く。
TENJIN DAIRA #1
TENJIN DAIRA #2
TENJIN DAIRA #3

TENJIN DAIRA #1

2016-02-25 7 34 50
ふらふらと行先未定のTRIPは群馬の水上から次の行き先を検討中。宝台樹から見えた谷川岳の西黒尾根と一ノ倉尾根。どうしてもあそこに立って斜面を見てみたい。が、一人で行くにはリスクを考えてしまう。アウェイ過ぎて何も分からないまま情報収集に2時間。向かいたい欲望との戦い。そしてようやく見つけた天神平の情報。前日5cm、しばらく雨なし。…これを信じよう。すぐ準備し天神平の登山口で一泊した。

早朝に目覚め散歩。登山届け小屋の近くに山水の汲み取り場を見つけた。とても冷えた山水で寝ぼけた顔を覚ましていると、アローンで天神平を目指すハイカーが現れた。聞くと昼過ぎを目処に行ける所まで行き、また同じ登山道をピストンで戻るらしい。その登山道とは、恐らく西黒尾根を横断している、いままさに車中泊をしていたこの道の事だろうと推察した。なら西黒尾根は滑っても、登山道の踏み跡があるはずなので、帰ってこられるはず。後は、雪次第ってとこか。

少しずつ情報が集まってき、もしかしたら”行けるかも”しれないと言う安直な希望を胸に、バックパックに道具を詰め込んだ。誰か登りそうな人が居れば付いてゆくつもりでもいた。普通、連れて行ってくれと言っても、どうせ答えはNO。なら距離をおいて忍びの心で付いてゆく。
 
 
続く。
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